ちぎり絵
題名『雨後清雅』
山の学校の玄関に飾ってあるあじさいのちぎり絵です。
ブルーで統一された色調で落ち着きのある雰囲気ですよねぇ。
2枚目の写真はアップにしたものです。
一枚一枚微妙に違う色彩の和紙を使っていて、本物のあじさいみたいです。
とても素敵でしょう!
ちぎり絵とは、紙を手でちぎって台紙に貼る絵画で、有名な作者で「山下清」さんがいますよね。
この作品は、いつも山の学校のロビーに生け花をしてくださっている方のオリジナルの作品です。
他にも山の学校内にいくつか展示してあるのでご紹介します。
その時期に合った作品を展示していますので、山の学校に来られた際はぜひご覧になってくださいね。
私も1度ちぎり絵に挑戦したことがあるんですが、和紙を貼る順番で奥行きを出すのでどこから貼ってもいいってものじゃないし、和紙1枚とっても濃淡があってどの部分を使うかによっても雰囲気が変わります。ちぎり方も作品の部分によってはシャープにちぎったり、切り口をぼやかすようにちぎったりもします。陰影などを出すために和紙を貼った上に薄い和紙を貼り重ねたりとなかなか奥が深いなぁと思いました。
ちぎり絵で使った和紙と道具です。
写真左が和紙数枚。真ん中の青い四角がカッティングシート。せんまいどうし。細筆。その他に糊と少量の水がありました。
和紙をお手本のようにちぎるのにトレーディングシートに下絵を書きます。
トレーディングシートの下に和紙を敷き、上からせんまいどうしで必要な部分をなぞり和紙に型をつけます。
ちぎり易いように和紙に付いた型に沿って細筆に水を少量つけてなぞります。
和紙をちぎって糊で台紙に貼っていきます。
これを繰り返して完成。
作業自体は簡単なので誰でも楽しめると思います。
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