121日、作東文化協会工芸部に所属している「ちぎり絵教室」がさくとう山の学校研修室で行われました。都合で出席できなかった方もおられ、この日は10名の出席でした。


このちぎり絵教室は、江見地区と福山地区でそれぞれ1月を除く毎月1回(年11回)開らかれており、毎年12月は合同で行い、その時(月)の教材は次の年の干支を題材としたちぎり絵を作っており、この日の教材は来年の干支「子」のちぎり絵。
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(杉本幸子さんが先に仕上げられた手本)


教材を提供してくれているがんぴ舎(作者:前田亜里沙)の解説を読むと、


「新元号令和の元となった万葉集収録の「梅花の歌」から、

梅の花をあしらった令和最初のお正月にぴったりの作品です。

日本で一番小さな人の親指ほどの大きさのカヤネズミをモチーフに、

縁起の良い白いネズミに仕上げました。」と書かれていました。


指導をして下さっているのは、山の学校玄関ホールの生け花を活けて下さっている杉本幸子さん。


最初に、先にご自分で仕上げて(作られて)来られた、その月の教材のちぎり絵をもとに使用和紙の説明、使いかた、仕上げる時のポイントなどを解説して下さっています。01-1
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その後、それぞれが作り始めますが、疑問点を聞く機会があるだけでなく、教材に入っている仕上がりの写真では解かり難いところは、先生(杉本さん)が先に仕上げて下さっている実物を手本にして仕上げていきます。02-1
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時間内で仕上げられなかった所は持帰って仕上げて来て、次の月にその作品を発表するのですが、前月の教材(安芸の宮島)はかなり難しかったようで、仕上げてもって来られた方は少なかったです。
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また、毎年12月の教室では、1年間欠席なく出席された方や、次の年の干支に当たる方などへ先生から“ちぎり絵”教材のプレゼントもされています。04


そして教室の後には、これも12月の教室では恒例の昼食会が催され、色々な話に花を咲かせてその年の「ちぎり絵教室」を締めくくられていました。
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山の学校玄関ホールには、入って直ぐの右側に杉本幸子先生の作品が、
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生け花が活けられているホールの左側にはちぎり絵教室のメンバーの作品が掛けられています。
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山の学校へ来られた時は、ちぎり絵も是非ご覧ください。

(1年振りに出席の私、時間内での出来上がりは5%くらい、「子」年が来る前に完成できるよう頑張ります。)


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