3月の玄関ホールの生け花。杉本幸子さんがいけてくださったのは、山の学校の横に訪れている春。
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この季節黄色い小花をいっぱい咲かせるサンシュユ(山茱萸)が、山の学校横の畑の側で咲いています。
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春の季語にもなっていて、秋には赤い実をいっぱいつけるそのサンシュユと、
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その横で咲くツバキ。
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山の学校に訪れている春の景色をいけて下さいました。01
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(直に見ないと写真では分かりにくいのですが、花だけでなく“木”の使い方(活け方)もすごいと思います)
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そして、もう一つの春を“嵯峨御流の「景色いけ」”で運んでくれました。
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2月にいけて下さった“地水の景”に変って“野辺の景”をいけてくださいました。


「野趣に富んだ草花を主として用い、野原とそこを流れる(春の)小川の情景を表したものです」と説明してくださった(春の)“野辺の景”


川辺に自生し、春の訪れを知らせてくれる樹木として古くから親しまれてきた“ネコヤナギ”、春先にいっせいに芽が吹きだす“フキノトウ”や“菜の花”等で、春を告げる、小川ののどかな景色が創りだされています。12


今、山の学校の玄関ホールには、この二つの春を告げる生け花が、訪れた人を出迎えてくれています。


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