柿ケ原 令和2年「籾種祈年祭」
3月8日柿ケ原の八幡神社で「籾種祈年祭」が執り行われました。
現在、福山地区では柿ケ原地区だけに残され執り行われています。
昨年この事を知り、初めてその神事の様子を見させてもらいました。そして今年も。
祝詞奏上の後は、この「籾種祈年祭」ではいつも行われている事、お正月に柿ケ原神社に参拝され、奉加帳に記帳された方々全員の名前、住所が読み上げられ、その方達の無病息災を祈念されました。
また今年は、元号が令和に変ったという事で(昨年の「籾種祈年祭」は平成31年)、宮司さん作られ祈念した「交通安全」のお札を、関係する世帯すべてへと区長の山根さんへ預けられていました。(私もいただきました。ありがとうございます)
行われている事に当然何も変わりはありませんが、
以前に比べ規模は小さくなってきているとの事。しかし規模を小さくしてでも引き継がれてきている事は素晴らしく、
人間の生命の糧(かて)を恵んでくださるようにと(稲を主として他の穀類に至るまで成熟を)祈願するお祭り「祈年祭」。今後も稲作中心の農耕社会であった日本の社会文化の一つとして、また地域の方達の交流の場としても承継されていく事を願います。
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