さくとう山の学校玄関ホールの生け花。
今日(
421日)杉本幸子さんがいけてくださったのは、春の花がいっせいに咲き誇る季節を感じさせてくれると共に、今の世の中を勇気づけてくれるような生け花。紫木蓮(モクレン)と榛の木(ハンノキ)、桜の花びらに似た白い花を咲かせた利休梅(リキュウバイ)に小松菜の菜花が添えられた生け花をいけてくださいました。


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空に向かって(上向きに)美しい大きな紫色の花を咲かせている紫木蓮(モクレン)。


この季節であまり見かけられない新緑が既に芽吹き、彩りを添えてくれて「忍耐」「不屈の心」という花言葉を持つ榛の木(ハンノキ)。


新型コロナウイルスの感染拡大を受けた非常事態宣言が全国に広がった今、不要不急の外出自粛の呼びかけに、清楚で可憐に咲く「控えめな美」という花言葉を持つ利休梅の様に応じながらも、じっと耐え、それでも「元気さ」は忘れず終息を待てば、


この生け花の形からも感じられる「勢い」ある世の中が戻ってくることを忘れさせない。


そんな生け花です。
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新型コロナウイルスの影響で、さくとう山の学校の利用はほとんど無くなっています。


それでも、いやそれだからこそ、何もない玄関ホールではなく、
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いつもと変わらない訪れた方を元気に迎えてくれる、生け花のある玄関ホールである事も大切だと思います。


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