さくとう山の学校玄関ホールの生け花。杉本幸子さんが、先週いけてくださったものを少しいけ替えてくれました。
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利休梅(リキュウバイ)と小松菜の菜花に替えて、山吹(ヤマブキ)とツツジに。


ヤマブキと聞いて思い浮かんだものが色鉛筆。


マーカーと並んで(それ以上に)今でも色鉛筆を使っていて、よく使う黄色系の中でも最も好きな色合いがヤマブキ色、使ってないものもあったはずと引出しを開けると、確かにありました。
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その山吹、明るい黄金色の花色に由来して「気品」「崇高」、小判やお金が連想されることが由来となり「金運」という花言葉が付けられているようです。02


他にも、次から次に新しい枝を出しながらどんどんと成長しいく生命力にあふれている様子から「旺盛」という花言葉が、


ちょっと変わった?ところで「待ちかねる」という花言葉もあるようで、


それは、桜をはじめ、花が先に咲くことが多い中で、山吹は枝に葉が生え揃うのを待ってから花が咲くことからつけられたようです。


もうひとつの方のツツジ。


この辺り、山の学校へ来る途中でもよく見かける紫色のツツジ(ミツバツツジ?)とは違う色のツツジ。
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杉本さんが車で移動中に、いつものように目に入り(野にあるもの、自然のもので活けて下さっているので、無意識のうちに見つけてしまうのだと思います)、散ってしまう前にと採ってきていけてくれました。
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ネットで調べてみると、レンゲツツジのようです。(間違っていたら ごめんなさい)


もしそうであればそのレンゲツツジ、花言葉ばかりになりますが、広がった花姿から「向上心」「情熱」という花言葉がつけられていて、前向きに努力している熱い人や、意志がしっかりしている人に贈る言葉とありました。


杉本さんがいつも季節を運んで来られ、季節を感じさせてくれる山の学校玄関ホールの生け花は、


先週も、そのもっと前から活けてくださる花の持つ意味が、その時々にぴったりしていると感じています。


天候も良さそうなゴールデンウイークに出掛けることも、また帰省する事も控えなければならない。


新型コロナウイルスの感染がいつ終息するのか、待ちかねて、じれったい。


それでも、「3密」を避けて(向上心、情熱を持って)前向きに努力していれば、待ちかねた終息が必ずやって来て、また(山吹のような生命力で)どんどん成長していくことが出来る。


そんなことを感じさせてくれる生け花です。01


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