枯れない生け花
さくとう山の学校に来られた方を、先ず迎えてくれる玄関ホールの大きな生け花。
7月の中旬に、いつものように杉本幸子さんがいけてくださった生け花。
半月ほど経った7月最後の山の学校ランチ(7月30日)利用のお客さんを迎えてくれた生け花は、ナツハゼの中にたくさんの黄色い“キミガヨ”が。
更に1週間後の山の学校ランチ(8月6日)の日にお客さんを迎えてくれた生け花には、
この暑い夏でも枯れない生け花?
そんな花があればいいのですが、生け花も暑い夏は、ずっと同じ状態でいる事は難しい。
私達が、暑い夏の日にその場にじっとしておられないのと同じです。
水は毎朝足していっても、1週間持ち続けるのも難しく萎れてきます。
それを暑い中、杉本さんが新しい花(キミガヨ)に差し替えに来てくれていたからです。
そして今は、黄色い“キミガヨ”は取り除きましたが、ひと月前のナツハゼはまだまだ元気で、1週間前に加えていけてくださったサザンカと共に、元気な夏の緑が訪れた方を出迎えてくれています。
但し、同じように見えたナツハゼもずっとそのままの姿ではなく、杉本さんが差し替えにきてくださった時、枯れた葉は取り除き形を整えてくれていました。が、
今は、山の学校でキミガヨの花を取り除いただけ、
生け花をされている方が見ると「???」
杉本さんの生け花を台無しにしているのかも知れませんが、
何もないよりも、緑があるだけでもずっとずっといい。と感じています。
記事をシェア: