江見小学校4年生 “山の学校”2020
毎年行われている“江見小学校”4年生の校外学習「山の学校」が10月16日行われました。
いつもは、5月下旬の木~金曜日に1泊2日で行われていますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大によって、(子ども達にとっては特にとても)残念な事にこの時期まで延期され、宿泊もない日帰りでの実施となっていました。
9時前さくとう山の学校で開校式。
午後予定されている木工体験(写真フレーム作り)に使う“元気いっぱいの声と笑顔”の写真を撮り、滝宮探索へ出かけました。
お昼前に戻って来て、ピザで昼食。
自分の食べるピザを、それぞれが1枚自分の思うように作り食べました。
5人ずつ3つのグループに分かれて、先ずは5人が共同でトッピン材料作り。
次に先生も加わり、6人ひとグループ毎に生地をのばして先程作った材料でトッピングをしていきました。
生地をのばす時の守ってほしい事、トッピング前のソースの塗り方、そしてトッピングの際の注意点、これらを守って作れば自分の思った通りのピザが確率高く出来上がるのですが、全員が揃って上手く焼き上げる事は、これまでほとんど無かったのですが、この日は先生含め18人の1枚ずつ形も大きさも、トッピングの仕方も違う18枚のピザが、ひとりも1枚も形崩すことなくとても上手く作られて(焼き上げられて)、
ピザ作り体験での昼食の後、午後の学習(体験)は写真フレーム作り。
「難しい」と言いながらも、上手く糸鋸を操作して写真の入る場所をくり抜き、
さくとう山の学校のロゴマークを焼き印でおして、
屋根を付けて、
写真を貼り、思い思いの文字や絵を描いて「山の学校」の記念、形ある思い出とし残せる写真フレームを完成させていました。
(写真を貼り付ける時、くり抜いた窓に上手く入るよう、ずれないように隣同士がそれぞれの物を仲良く共同で貼り付けていました。先生から言われたわけでなく、自発的に。)
写真フレーム作りが終わると、片付けをして、(残念ながら)早くも閉校式。
その前の少しの時間を惜しんで遊具で運動して(遊んで)いました。
その単に遊んで走りまわっている姿を見ていると、決められた役割のようなものは有るわけはなく、個々の思いで動きまわっているのですが、15人が一体となっているように感じ、
新型コロナウイルスの為に、宿泊での色々な体験が出来なくなり、また5月の時期が延びた事で楽しみにしていたカヌー体験も出来なくなり、きっと悔しい思いもある筈なのに、
15人全員の元気いっぱいの声、笑顔を見ていると、何故か救われた気分になりました。
(作った写真フレームを持って、開校式の時以上に元気な声、笑顔で記念写真)
いっぱい動いて減ったお腹を、ピザ窯の余熱で焼いた焼き芋(サツマイモ)で満たしながら少し休憩して、
最後に山の学校の先生(スタッフ)の話、
校長先生の話をしっかり聞いて、
閉校式を終え笑顔で帰っていきました。
来年は、再び宿泊を伴っての「山の学校」となる事を願っています。
(きっと今年の4年生もそう願ってくれている。そんな気持ちにさせてくれました)