112日、第14回「とんど祭り」が、さくとう山の学校グランドで行われました。
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今年は新形コロナウイルス感染症拡大防止の為、例年行なわれて来た“餅つき”“福袋争奪ジャンケン大会”などは行なわない、内容を縮小しての開催でした。


開始時間が近づくと到着する参加者は増えて来て、昨日準備された櫓も、たくさんの持ってこられたしめ飾り、門松などで被われていきました。
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例年とは違う、参加者が櫓の周りを間隔とって囲んだ状態で始まった今年のとんど祭り、
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自治振興協議会
山根会長、とんど部会 長瀬部長の挨拶のあと、櫓への点火はいつも通り福山地区5つの大字の区長によって点火されました。
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例年ならば、とんど点火と同時に餅つきが始まるのですが、今年は点火の後も隣の人とマスク越しに新年の挨拶を交わす程度で、人の動きは少なく、
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じっと燃えていくとんどの火を色々な思いを描きながら見つめていているようにも感じられました。
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「新型コロナウイルス感染症が収束して、来年はいつも通りのとんど祭りが開催出来るように」そんな思いもあったのではと思います。


とんどの火が小さくなって来たところで、火を炉の方へ移して餅が焼かれ始め、
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点火の後参加者へ配られた“みかん”を焼いて食べられる姿もありました。
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無病息災を願う、たくさんのしめ飾りなども一緒に焚かれた“とんど”の火で焼いた“みかん”は、身体が温まるだけでなく、“新型コロナウイルス感染症にも効くかも”と思いながら私も焼いて食べました。


とんど祭り最後に行なわれた「消防訓練」も例年とは違い参加者は触れ合ったりする事を避ける為、開会の時と同じように間隔をとって輪になって美作消防署から来てくださった二人の職員の方からの話を聞く形のものでした。
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最初の話は、119番通報について、参加者と実際の通報を想定しての参加者とのやりとりも交えながら、通報を受けて署を出て到着するまで約20分を要してしまう福山地区の地理的条件を踏まえての注意点、心掛けなどを話してくださり、
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次の話では、この時期発生する可能性の高い“餅を詰まらせた時の”応急手当の方法と住宅用火災警報器の話をしてくださり、どちらの話も参加者からの質問にも丁寧に答えてくれていました。
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今年のとんど祭り、組まれた櫓も少し小さめで(その分火が鎮まるまでの時間も短く)、参加者も増えて来た昨年と比べると半数以下で、新年の地域の交流機会と意味においては少し寂しいものではありましたが、新型コロナウイルス感染症が再拡大している時では仕方ないことかと思います。


それでも、福山地区でも引き継がれ残ってている無病息災を願う日本伝統の行事が、内容は縮小してでも途切れさせる事無く開催できた事に意義はあり、良かったと思います。


燃え上がったとんどの火が鎮まってっていったように、新型コロナウイルス感染症も静まり終息して行くことを願います。
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(個々人も自己防衛、感染防止対策をしっかりやって行きましょう)


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