さくとう山の学校について - さくとう山の学校

はじめに

さくとう山の学校は、岡山県美作市福山地区（旧・作東町）にある体験学習施設です。

大自然の中でバーベキューやピザ体験で思い出づくり、木育・食育といった学生向けコンテンツ、自分でつくった野菜やオリジナル作品のネット販売など「ものづくりの楽しさを発見できる場所」になっています。

岡山県美作市福山地区の教育・文化の中心となり、住民と一体となった教育が行われてきた福山小学校が、平成11年（1999）3月末、124年の歴史に幕を下ろしました。

廃校となった福山小学校の跡地が地区の大きな課題となり、その利用について町と地区愛長会・統合推進協議会とで協議が進められ、平成14年（2002）7月1日にさくとう山の学校が開校いたしました。

子供たちに「生きる力」を身につけさせることを目標とし、自然体験学習の場として整備することとなり、地元の豊かな自然や景観、歴史・文化を都市との交流の中で生かし、地域活性化の中心として活用されてきました。

しかしながら、開校から20周年を迎えた2022年時点で当初の創設メンバー及び地域住民の高齢化、さらには過疎が進み、コロナの影響を受け、厳しい運営状況が続いています。

そのような状況下で2022年5月より運営メンバーを刷新し、新しく「さくとう山の学校復興プロジェクト」が始動いたしました。理事メンバーの中心に移住者である山田高寛さんを迎え、地方創生を地盤とした「新しい学校の在り方」をテーマに、様々な取り組みがスタートしています。